日本有数のストロングマンジム「大島道場」が目指す「実践的な強さ」とは

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Levelopではユーザ増加とコンテンツ増強のために、強豪クラブや特殊なスポーツ団体の特集を始めました!今回はその第一弾です。

皆さんはストロングマン競技というものをご存知でしょうか。

日本ではまだ馴染みの薄い競技ですが、アメリカやヨーロッパ諸国ではテレビで大会が放映されるほどメジャーなスポーツ競技です。プレイヤーの「強さ」を競う競技ですが、単にバーベル等を上げて重量を競うわけではなく、大きなタイヤや岩、時には飛行機を引っ張ったり、車を持ち上げたりする過酷な競技です。

日本 ではほとんど知られていないため、ストロングマントレーニングができるジムは国内に数えるほどしかありませんが、その一つが福島県会津美里町にある「大島道場」です。今回は代表の大島司さんを始めとする道場のメンバーの方にお話を伺い、特徴的なトレーニング方法を教えていただきました。

もっと強くなりたい

大島さんがストロングマントレーニングを始めたきっかけは何ですか?

(大島さん)
もともとは高校のときから空手と水泳をやっていました。基礎トレーニングとしてウェイトトレーニングを取り入れていたのですが、知人に米軍の横田基地で毎年開催される 『横田基地ストロングマンチャレンジ』に誘われたんです。

試しに出てみたのですが、周りの選手は100kg級の選手ばかりでしたね。私は84kgと比較的小さいほうでしたが、その年の大会は筋持久力がポイントに影響する競技が多く、準優勝することができました。それをきっかけに、『もっと強くなりたい』と思うようになったのが始まりです。

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大島道場はどんな道場ですか?

(大島さん)
日本のストロングマン競技人口はかなり少ないです。大会に出場するのも20名くらいですね。他のスポーツの練習にストロングマントレーニングを取り入れる方もいますが、それでも海外から比べればまだまだ少ないのが現状です。私の知る限り専門のジムは佐賀、大阪、千葉にありますが、あとはここくらいだと思います。ここまでストロングマン向けの設備が揃っているジムはほとんど無いのではないでしょうか。

大島道場ではストロングマンの他にウェイトリフティングアームレスリングを専門でやっているメンバーもおり、さまざまな器具を用意してあります。特にウェイトリフティングを行うためには、床の強度を確保した上でプラットホームを設置する必要があり、通常のジムではなかなか練習出来ません。また、溶接ができるメンバーがいるため、手作りの設備も多いです。そういった仲間が集まり、2年かけて道場を完成させました。

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使える筋肉を作る、それがストロングマントレーニング

ストロングマントレーニングにはどんなものがあるのですか?

(大島さん)

「タイヤフリップ」という種目があります。数百キロのタイヤをめくり上げて押し倒すという動作の繰り返しなのですが、この動きにはスクワット・デッドリフト・クリーン・プレスというように基本的なトレーニングが全部詰まっています。全身のパワーはもちろん、体の使いかたや連動性、心肺機能までも鍛えることができます。

Levelopの練習メニューページ 「タイヤフリップ」
https://levelop.org/recipe/331/

両手に数百キロの重りを持ち、歩く距離やタイムを競う「ファーマーズウォーク」「ヨークレース」といったいわゆる運搬競技は体の保持力、体幹、機動性、心肺機能を大幅にアップさせる事が可能です。

Levelopの練習メニューページ 「ファーマーズウォーク」
https://levelop.org/recipe/332/

また、ストロングマントレーニングとは違いますが、ロープ登りは自重のトレーニングでは最高峰だと思います。鉄の棒などと違い、ロープは揺れるためバランスをとるために体のさまざま筋肉を使います。グリップ力、背筋、体幹、腹筋などを鍛えられますね。

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マシンによるトレーニングと何が違うのでしょうか?

(大島さん)
マシンはある特定の筋肉を鍛えるのには非常に向いています。直線的な動きを反復させるように作られていますから、その通りに持ち上げればターゲットとする筋肉が鍛えられます。しかし、機械なしで同じ動きをすると、1cmずれただけで持ち上がらなくなったりするんですよね。要は機械に助けられながらトレーニングしていたわけです。

それに比べてストロングマンのトレーニングは自分の体だけで物を持ち上げたり移動させたりします。ごまかしが効かず、なにかが欠けていると持ち上がりません。足腰、腹筋、背筋などの体全体の筋肉をうまく使いこなす事で、主に全身のパワー・連動性・機動性を鍛えられるのが、ストロングマントレーニングの一番の醍醐味です。

マシンだけで鍛えて筋肉がついたとしても、大きなものを持ち上げられるとは限らないんです。

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ストロングマンは今後どのように広がっていくでしょうか?

(大島さん)
日本では国柄もあり、あまり競技としては広まらないかもしれません。しかしストロングマントレーニングはプログラム内容(重量、回数、意識など)を変えるだけで格闘技やラグビー等のコンタクトスポーツ、球技など様々なスポーツに非常に効果的です。単純なウェイトトレーニングだけではなく、ストロングマントレーニングを是非取り入れていただきたいですね。

大島道場ではストロングマンを目指す人はもちろん、アームレスリングをやりたい方、その他のスポーツに役立つ体を作りたい方を募集しています。大島道場からストロングマントレーニングを世に広めていければいいと思います。

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取材を終えて

実際にロープ登りなどを体験させていただきましたが、全身の筋肉に効果があるトレーニングだということが実感できました。レベルに応じて難易度を変えて教えていただけるそうなので、高校生や大学生の他のスポーツのプレイヤーにも基礎トレーニングとしておすすめできると思います。

大島道場の皆さんは「強くなりたい」という純粋な気持ちで練習に励んでいる姿が印象的でした。体格のいい方ばかりなので最初は緊張しましたが、皆さんとてもフレンドリーで快く取材に応じていただきました。大島道場の皆さん、本当にありがとうございました。

大島道場の基本情報

住所
福島県大沼郡会津美里町勝原字西勝34

代表
大島 司さん

Facebookページ https://www.facebook.com/%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E9%81%93%E5%A0%B4-727312543991821/timeline/

受賞歴
第19回福島県アームレスリング選手権大会 左65kg級 優勝 福原悠輝さん
第19回福島県アームレスリング選手権大会 右65kg級 3位 吉川洋史さん
第20回福島県アームレスリング選手権大会 左65kg級 3位 吉川洋史さん
第23回宮城県アームレスリング選手権大会 左65kg級 優勝 福原悠輝さん

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