9月20-21日に、あいづ総合体育館で開催された「白虎杯卓球大会」を取材させていただきました。
白虎杯卓球大会は今年で第44回を迎えた歴史ある卓球大会で、「小・中学生の部」「高校・一般の部」があります。
今回は本大会主催の会津卓球協会理事・五十嵐修二さんに、白虎卓球大会の歴史と大会の魅力についてお話を伺いました。
※記事の後方に優勝チームの写真と試合の動画も紹介しています。
[ 五十嵐修二 さん プロフィール ]
福島県卓球協会 事務局長、会津卓球協会 理事長などを務める傍ら、喜多方卓球ランドの総監督として卓球チームを結成し、選手の育成にも精力的に取り組んでいる。
目次
- 0.0.1 – 白虎卓球大会開催のきっかけはご存知ですか?
- 0.0.2 – 本大会の参加者は何名でしょうか?
- 0.0.3 – 福島県外からも多く参加がありますが、どういう経緯で参加している方なのでしょうか?
- 0.0.4 – 本大会の魅力はどんな所でしょうか?
- 0.0.5 – 大会を開いていてよかったなと思ったことはありますか。
- 0.0.6 – 大会を運営していて困ったことはありますか
- 0.0.7 – 今後の白虎杯卓球大会の展望を教えてください
- 0.0.8 – 五十嵐さん、ありがとうございました。
- 0.0.9 – 白虎杯は来年も開催されるため、是非県内外の方々も参加されてはいかがでしょうか!試合に負けても試合経験を積む機会があるため良い刺激があると思います!
- 1 高校一般男子団体優勝 JR高崎
- 2 高校一般女子団体優勝 喜多方東高校
- 3 Levelopではスポーツクラブ、部活、大会を取材しています
– 白虎卓球大会開催のきっかけはご存知ですか?
当時の会津卓球協会の有志が「少しでも強くなるきっかけにしたい」という思いで開催をしたということが最初だと聞いています。
現在は三日間の開催ですが昔は一日の開催で、一日で高校・一般の部の団体戦・個人戦と中学校団体戦をやっていて、中学校の団体は会津のベスト8くらいじゃないと出られないくらい、参加者を絞って開催していました。
– 本大会の参加者は何名でしょうか?
白虎杯卓球大会は、現在三日間の日程で開催しています。
一日目は小学校の団体と中学校の団体がありましたが、福島県内、新潟県、山形県、宮城県から約500人集まりました。
二日目は高校生・一般の部ですが、こちらは約280人くらいです。実は明日から全日本選手権の福島県予選があるので今回は参加者が少し減っているんですけれども、去年は今年の倍くらいの参加がありました。
三日目は翌週の開催で、猪苗代町総合体育館で白虎杯卓球大会 ラージボールの部となるのですがこちらは約470人が参加予定で、北海道・青森県などからも参加予定です。
– 福島県外からも多く参加がありますが、どういう経緯で参加している方なのでしょうか?
口コミが多いようです。
昔は会津の方が中心で、会津以外の県内から少し参加が来てたんですが、今はある企業さんが複数のチームで毎年参加されているという事例もあり、恒例行事のように定着して参加してもらえているということもあるかと思います。
大会に魅力があれば、遠くからでも参加したいと思うのではないでしょうか。
もしくは有名な選手がいる・有名なチームが来る場合は、一緒に参加したいということにもなるかと思います。
– 本大会の魅力はどんな所でしょうか?
強いチームが勝ち残り続けるのではなく、負けたチームにもチャンスがある仕組みが人気の一つだと思います。
白虎杯は予選リーグ・2位トーナメント・3位トーナメントを用意しているので、予選リーグで全敗しても3位トーナメントで勝ち残っていけば3位トーナメントの決勝に進むことができます。
– 大会を開いていてよかったなと思ったことはありますか。
私が指導している喜多方卓球ランドのチームも参加しているのですが、いろんな経験を積ませることができることが挙げられます。遠くに行かないと試合ができないような選手が来てくれて、試合ができるのは大きなメリットです。
うち(喜多方卓球ランド)の小中学生も 高校・一般の部に参加させてもらってますが、高校・一般の部の2位トーナメントで優勝をしたのはその小・中学生チームなんですけど、決勝に進んだ帝京安積高校Aチームに予選で勝ちそこないました。(笑)
また、 女子も小中学生のチームで決勝まで行くことが出来ました。普段対戦できない選手との試合のチャンスがあるということは、本当に貴重な経験だと思います。
– 大会を運営していて困ったことはありますか
設営等の協力をしてくれる人と、負けたら帰ってしまうという人の二極化が進んでいること。
特に若い人の協力がだんだん減ってきているように感じます。
参加者も積極的に運営に興味をもって関わってもらえると、一緒に練習したりといった機会も自然に持てるようになるため、運営側と参加側で分けるのではなく一緒に大会を盛り上げて行けたら嬉しいです。
– 今後の白虎杯卓球大会の展望を教えてください
参加してもらった選手が喜んで帰ってもらえるような大会を作っていきたいなと思っています。また、少子化の影響もありますが、参加者数が減らないようにしたいです。
あとは、大会は試合をやって終わりですが、何か残るものをということで講習会を定期的に実施していく予定です。
– 五十嵐さん、ありがとうございました。
– 白虎杯は来年も開催されるため、是非県内外の方々も参加されてはいかがでしょうか!試合に負けても試合経験を積む機会があるため良い刺激があると思います!
以下は今年の白虎杯優勝チームの方々です。
高校一般男子団体優勝 JR高崎
シングルス1:高畑 俊祐選手
シングルス2:宮澤 淳選手
シングルス3:阿部 渓太選手
シングルス4:宮澤 圭選手
ダブルス:宮澤 淳選手・宮澤 圭選手ペア
高校一般女子団体優勝 喜多方東高校
シングルス1:髙橋 莉子選手
シングルス2:佐藤 優奈選手
シングルス3:柳澤 由喜選手
シングルス4:小林 寛美選手
ダブルス:髙橋 莉子選手・小林 寛美選手ペア
今大会の決勝については下記ページから見れます。
会津白虎杯卓球大会決勝動画
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