成長期に多いスポーツ障害3選と予防

みなさんはスポーツをしていて怪我をする確率ってどのくらいだと思いますか?

スポーツ安全協会によると、平成24年においてスポーツ安全保険の加入者数が約950万人に対して、障害保険が支払われた件数は約18万件です。ここから少なくとも、年間約2%のスポーツをしている人が、何らかの怪我で病院で治療を受けていることがわかります。怪我といっても軽症から重症まで様々ですが、今回はスポーツをしていて見舞われる怪我のなかでも”成長期に多いスポーツ障害”について紹介します。

-スポーツ障害とは?

外傷による怪我と違い、スポーツ障害というのは運動を続けることで身体の一定の部位にかかっている負荷が積み重なったことでおこる怪我のことをいいます。重症化すると日常生活に支障をきたす可能性もあり、スポーツ選手ならば注意しておくべき怪我の一つです。
筆者は過去にテニスをやっていてテニス肘になった経験がありますが、幸い1週間ほどで完治しました。スポーツをやっていれば決して他人事ではないので、ぜひ確認してみてください。

-成長期に多いスポーツ障害

特に中高生が”成長期”で、体が成長する、骨が縦方向に伸びる速度に対して、それを支える筋肉や腱の成長速度がゆるやかのために常に引っ張られた状態になります。
その状態で運動をすることで負荷をかけ続けてしまうと、筋肉や腱は牽引ストレスで痛みを発生してしまうのです。

  • オスグッド病
  • 脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて、痛がります。時には、赤く腫れたり、熱を持ったりします。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。重症なものだと復帰するのに数年かかるケースもあります。

  • ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)
  • ランニングやジャンプを長時間繰り返しおこなうことによって膝に痛みが生じてきます。深刻な症状だと腱や靱帯の断裂の可能性もあります。

  • 前十字靭帯損傷
  • 部活として行う各種競技で発生しやすい怪我で、膝にひねる力が強くかかり、靱帯が断裂します。断裂してしまうと歩行すら困難になり、競技に復帰することは難しいとされています。

-予防

スポーツ障害は主にストレッチをして柔軟性を向上することで予防できます(そのスポーツ特有の怪我(野球肘など)はプレーする際のフォームが合っていなかったり、間違っていることが原因である可能性もあります)。ストレッチをするタイミングとして良いのは、体が温まった状態の時でしょう。運動後やお風呂あがりのタイミングがストレッチに良いというのはご存知の人も多いと思います。 食後は消化の影響もあるので食前に行うほうが空腹感も増すのでおすすめです。

ストレッチングの例

大腿四頭筋のストレッチング1
大腿四頭筋のストレッチング1

大腿四頭筋のストレッチング2
大腿四頭筋のストレッチング2

内転筋のストレッチング
内転筋のストレッチング

腸脛靭帯のストレッチング
腸脛靭帯のストレッチング

また、前十字靭帯損傷について特筆しますと、この膝の靱帯は、太ももの裏の筋力と関係しています。なので太ももの裏や足首の、柔軟性と筋力を高めることで予防することができます。この方法は意外と簡単で、スクワットで鍛えられます。ただし、方法を間違えないように注意しましょう。

  • 骨盤の前傾をしっかり保つ
  • つま先の真上に膝・肩がくるように構える
  • つま先と膝は共に正面を向くように

以上の点を意識して行いましょう。また、ジャンプをするときにまっすぐ曲げるくせをつけるために反復練習するなど、膝に不用意に危険な力の加わり方をしないようにしましょう。

-おわりに

今回スポーツ障害の予防としてストレッチを紹介しました。
ただし、予防としては”柔らかい”だけでは不十分なので”筋力”もバランスよくアップしてスポーツ障害に見舞われないよう、もう一度トレーニングメニューを見直してみてはどうでしょうか。どうせなら怪我のない、快適なスポーツライフを過ごしたいですよね。スポーツ障害を起こす可能性を極力低くするためにも、運動の前後に、お風呂上がりに、ストレッチングをしてみてください。

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