手を使わずに相手ゴールまでボールを運び、シュートを決め、より多くのゴールを挙げたチームが勝ち!ということは、サッカーに詳しくない方でも分かります。
しかし、ルールが分かると、さらにサッカーを楽しむことができます。
今回は、サッカーのルールが分からない方でも理解でき、知ってるとより楽しめるサッカーのルールを紹介します。ルールは毎年変わるので、選手陣も常に動向をチェックしましょう。
目次
サッカーの基本ルール
人数
ゴールキーパー1人、フィールドプレーヤー10人の計11人で行われます。
試合時間
前半45分、後半45分の合計90分。前半と後半の間に15分間のハーフタイムがあります。
試合中に時間が止まった場合、アディショナルタイムとして止まっていた時間が加算されます。
試合中でよくある様々なリスタート
- スローイン
- ゴールキック
- コーナーキック
- フリーキック
- ペナルティキック
ボールがタッチライン(横のライン)を割った時、最後に触ったチームの相手チームがスローインをしてボールをピッチの中に入れます。
攻撃側が最後に触ってゴールラインを割った時、守備側のゴールキックで再開します。
守備側が最後に触ってゴールラインを割った時、攻撃側はコーナーアークからボールを蹴って再開します。その際、直接ゴールに入ればゴールとして認められます。
また、コーナーキックはオフサイドにならないので覚えておきましょう。
相手のペナルティエリア外でファウルなどがあった場合、ファウルされたチームはその地点からボールを蹴って再開します。ファウルの種類によって「間接フリーキック」と「直接フリーキック」に分けられます。
間接フリーキックの場合、たとえゴールに入ってもゴールとしてカウントされず、相手チームのゴールキックとなります。
守備側が自陣のペナルティエリア内でファウルをした場合、攻撃側のペナルティキックとなります。キッカーとゴールキーパー以外は、キッカーがボールを蹴るまでペナルティエリア内に入ることができません。
経験者もしっかりと押さえておきたいルール
オフサイド
アマチュアからプロまでどんな試合でも起こるオフサイド。
サッカーの中で最も分かりづらいルールだと思います。
シュートが決まり、「やったーっ!!!」と思ったら、「・・・シーン」
「えっ?ゴールしたんじゃないの?」と戸惑うことでしょう。そして、副審を見るとドヤッとした感じで旗をビシッと上げています。
オフサイドは図で解説しないと分からないので、以下の動画を御覧ください。
スローイン
地上、空中問わず、ボールが完全にタッチラインを越えた時、最後にボールを触ったチームとは逆のチームがフィールド内にボールを入れて再開するというルールです。
プロの試合を見ていると、「ただ両手でボールをフィールド内に投げ入れてるだけ」のように感じますが、スローインにも細かいルールがたくさんあります。特に、学生の試合では、ファールスローがとても多いです。必ずチェックしておきましょう。
- 両手で投げること
- 頭の後方から頭上を通して投げること
- タッチラインから足が出てはいけない
- 両足ともに地面から完全に離してはいけない
- 体の向きと投げる向きが同じであること
細かいですが、ちょっとしたミスで相手ボールになってしまいますので注意しましょう。
【新ルール】知ってると自慢できるキックオフについて
試合開始時などのキックオフといえば、フィールドの中央に二人の選手がボールを挟んで立ち並び、ホイッスルと同時にプレーを開始するシーンはよく目にする光景です。
これは、キックオフの「ボールを前方に移動」というルールに基づいて行われていました。
そのため、一人がちょんとボールを前に蹴り出し、もう一人が後ろへ下げてゲームを組み立てていくという形が一般的でした。
しかし、2016年の新ルールにより、360度どの方向へ蹴っても良いことになったため、サークルに入るプレーヤーは一人だけでも可能ということになりました。従来よりもフリーになる選手が一人増えることになるので、上手く活用すべきです。