テニスのトッププロに習うリターンでのスプリットステップ前の動き

今回はリターンをする前のステップについてご紹介したいと思います。
通常は相手がサーブを打つ瞬間にスプリットステップをすることで、サーブに反応する準備をします。皆さんはその時に、ただその場で1回ジャンプしているだけではありませんか?
トッププロはよく見ると違います。フェデラー選手やマレー選手が行っているステップなのでぜひ参考にしてみてください。

はじめに

スプリットステップには全方向に動ける状態になるというのと相手とボールを見る体勢をつくるという意味があります。なのでリターンだけでなくラリー中やボレー前など、相手が打つ直前に毎回行うような動きです。
今回はリターン前のスプリットステップに注目してみます。その場で1回スプリットステップをするだけの人が多いのではないでしょうか。
しかしトッププロの試合を見てみると2回スプリットステップをしていたり、スプリットステップは1回でもその前に代わる動作をしていたりします。

プロに学ぶスプリットステップ前の動き

フェデラーは2回やる

その場で小さくスプリットステップ→前に出ながらスプリットステップの流れ。
以下の動画でフェデラー選手がやっている方法です。

一瞬小さく飛び、そのあと前に動きつつスプリットステップしています。
spst01

他の試合でもよく見ると2回スプリットステップしているのがわかると思います。
spst0000

マレーは1歩出す

大きく1歩出す→スプリットステップの流れ。
マレー選手がよくやる方法です。
1歩出るので、最初のポジションはいつもよりその分下がった位置になります。

あらかじめ下がったポジションから、相手がトスを上げると同時に大きく前に1歩出し、そのあとスプリットステップをしているのが分かると思います。
spst2

前に出ながらスプリットステップするということ

ここでの共通点は前方に移動しながらスプリットステップをするという点です。
相手がビッグサーバーの場合は触るのがやっとというリターンが増えると思います。止まった状態から真横に移動すると前方への力はかかりにくいので、力のない、相手にとってチャンスボールになる恐れがあります。そういったときに前方への動きをしておくことで、ボールに触っただけでもそこに前方への力を伝えることができるのです。
これは攻撃的なリターンでも活用でき、コンパクトなスイングが要求されるリターンでも前方への力をボールに乗せることができます。

ナダルは細かく踏む

細かくステップ→スプリットステップの流れ。
ナダル選手の場合です。
spst
こういった動きはリターン以外にもラリー中でも見たことがあると思います。脅威のフットワークをもつナダル選手がやっているこれは急な動きに備えるためです。寸前の準備運動のようなものです。
相手が攻めにきた球、ハードヒットした打球を返すには通常より速い移動と準備が必要です。スプリットステップの後に全力で移動するのに備えて、あらかじめ細かくステップしています。

おわりに

今回で注意していただきたいのは、型があるわけではないということです。相手のサーブをよく分析してリターンの準備をすることが重要です。
あなたのスタイルに合った方法で、リターンにおけるスプリットステップ前の準備を実践してみてください。

参考: Top-Tennis-Training

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