【テニス】体重移動や体の回転で考えるスタンスの使い分け

スポーツで足幅、位置など足の構えのことをスタンスといいます。
テニスではさらにボールを打つときのスタンスはいくつかの種類に分かれます。みなさんはスクエアスタンスやオープンスタンスの違いを知っていますか?
今回は4種類のスタンスについてご紹介したいと思います。

スタンスの違いで生まれる差

スタンスの種類をご紹介する前に、スタンスが違うとプレーのどこに差が生まれるかを確認しましょう。

  1. 体重移動
  2. 体の回転
  3. コートカバー
  4. 適したシチュエーション

以上の点について、各スタンスを比較したいと思います。

スクエアスタンス

stance
踏み込んで打つときなど、両足をつないだ線が、打ちたい方向に向いているスタンスをスクエアスタンスといいます。

  1. 体重移動
  2. 打つ方向に前足があるため後ろから前への体重移動がしやすく、ボールに体重を乗せて打つことができます。

  3. 体の回転
  4. 最も基本のスタンスで、初心者に最初に教えるスタンスです。
    打つ方向に対して体の向きが90度横向きになり、自然とテイクバックできている状態になります。そこから体を回転させればスイングできるので、コンパクトなスイングといった場合にもこのスタンスが使われます。

  5. コートカバー
  6. 後でご紹介するオープンスタンスに比べると、打ったあとにそのままネットに詰める場合には適しています。
    しかし横に戻る場合は、前足が一歩前に出て体重も前にかかっているので、その分遅くなります。

  7. 適したシチュエーション
  8. 浅めに対してアプローチショットといった場合に適しています。

オープンスタンス

stance-1
右利きフォアの場合、両足をつないだ線が打ちたい方向よりも左を向いている、開いた状態のスタンスをオープンスタンスといいます。

  1. 体重移動
  2. 体の回転
  3. オープンスタンスは体の回転を生かせるスタンスです。
    スクエアスタンスが「ボールに体重を乗せるため」主に体重移動するのに対し、「体を回転させるため」体重移動します。重心の移動に合わせて体を回すことでより良いスイングが生まれます。

  4. コートカバー
  5. パワーポジションの状態からほぼそのまま打てるので、テンポの速いラリーの場合や、打ってすぐ横に戻る場合に適しています。

  6. 適したシチュエーション
  7. 近い位置であるほど動きが少ないので楽に打てます。

セミオープンスタンス

stance-2
オープンスタンスとスクエアスタンスのちょうど間くらいのスタンスをセミオープンスタンスといいます。

  1. 体重移動
  2. 体の回転
  3. コートカバー
  4. 適したシチュエーション

どれについてもちょうど2つの間くらいで、そのまま体を回してスイングすることも、余裕ができればそのままスクエアスタンスにして踏み込んで打つ、といった使われ方をします。

クローズドスタンス

stance-3
両足をつないだ線が、ボールの軌道に対してクロスするようなスタンスをクローズドスタンスといいます。
両手バックハンドで打つ人はこのスタンスで打つ場合が多いのではないでしょうか。

  1. 体重移動
  2. ボールにパワーを乗せるため前足に体重移動して打ちます。

  3. 体の回転
  4. 体が回しづらいため、主に体の回転を使って打つ現代で、特にフォアハンドではあまり使われなくなっています
    ただ体が回しづらいことを利用して、スライスを打つときはむしろクローズドスタンスがよく使われます。

  5. コートカバー
  6. 打ったあとに軸足をもう一歩出したあと、その軸足で地面を蹴って戻ります。
    コートの外に追い出されたり、ギリギリ届くといった場合など、体が移動方向に流れているときに使われます。

  7. 適したシチュエーション
  8. 浅いボールを拾ったり、ランニングショットになる場合は、クローズドスタンスでないとうまくスイングできません。

まとめ

いかがでしょうか?
ラケットやガットの進歩やプレースタイルの変化から、フォアハンドストロークはオープンスタンスで打つ選手が多いかと思います。
バックハンドストロークではまだクローズドスタンスで打つという選手が多いですが、ジョコビッチ選手などを見ているとオープンスタンスからカウンターをしている場面があります。これはパワーポジションからそのまま遠くに足を広げて打ち返せるからです。

オープンスタンスで打つ理由、クローズドスタンスで打つ理由をしっかり考えて使い分けてみてください。

参考:
試合に勝てるテニス上達術「テニス スタンス 種類」
tennis365.net

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